献立サイトを開拓したい 結局、みんなのきょうの料理が最強なのか?
来週の献立計画を立てる時に使える献立サイトを開拓したいと思っています。
自分で考えるのもいいけど、飽きる。
たまには新しいメニューを取り入れたい。
献立サイト比較
1.みんなのきょうの料理
いつも利用しているのは、みんなのきょうの料理です。
みんなのきょうの料理のいいところは
- 料理本をバカバカ売ってる料理研究家のレシピが無料で見れる
- PCサイトは検索機能が優秀(カテゴリーが上手)
- レシピが意識高い系から低い系まで多彩
- サイト全体へのお金のかかり方が段違い(見やすい)
こんな感じです。
栗原はるみ、土井善晴、落合務などの超有名どころのレシピが検索できるのが良いですね。
さすがNHK。受信料パワーすごい。
2.クックパッド
ここからはあまり利用していないサイトを見てみた感想です。
まずは、知らぬ者のいないCOOKPAD。
クックパッドのいいところは
- レシピ数が多い
- 似たようなレシピを複数見ると、そのメニューの許容範囲(幅)が推測できる
- 一般の人が実際に作ったレシピなので、実現度が高い
- 弁当のおかず、お菓子のレシピ検索に適する
こんな感じでしょうか。
注意点は、
- 人気レシピ検索は有料
- 信用のおけるレシピ投稿者を見つけるまでが大変
- 写真のクオリティにムラがあり、判断に影響を与える
いい意味で膨大なデータベース。裏を返せば玉石混交というわけですね。
3.レタスクラブニュース
病院によく置いてあるレタスクラブのレシピサイト。
いいところは、
- 表示がシンプルで見やすい
- 定番メニューの派生が検索しやすい(野菜のおひたしで膨大に検索できる)
- あと一品系の小鉢レシピが多い
注意点は
- あんまりわくわくするレシピはない
実用性重視なレシピサイトといった感じでした。
毎度検索して作るというよりは、
レシピを覚えて料理のレパートリーを広げるような運用が適しているのかもしれない。
4.タニタ食堂レシピ からだカルテ
デブが入信するべき宗教ナンバーワンの、タニタ食堂のレシピサイト。
よいところは
- 献立単位で紹介されているのでそのまま作ればOK
- 痩せそう
注意点は
- 有料アプリの広告のためのページ
- レシピの中身は会員登録しないと見れない
タニタに入信する者のみが救われるサイトのようです。
5.デリッシュキッチン
若者に流行っている動画レシピサイト。
いいところは
- 作ったことのない料理でもイメージがわく
- スマホで再生しながら作れるから便利
- パーティーやおもてなし用の料理に適する
注意点は
- 動画で見るまでもないレシピも動画
- 複数の料理を同時進行する場合、動画の通りに料理するのは現実的でない
「3行でよろしく」と思うレシピもありますが、
新しいレシピに挑戦する時に使うと良さそうです。
総括
献立・レシピサイトの有名どころを見てみました。
こんな感じの印象を持ちました。
メインの料理はみんなのきょうの料理、
サブのもう一品はレタスクラブで探してみようかなと思います。
お弁当記録
来週のお弁当を作ったので、値段等を記録しておきます
お弁当は4食分(2パターン×2個)つくり、完成品をまるごと冷凍保存します。
中華弁当 (4食分)
チャーハン 80円
ごはん 35×4円
卵 20×3円
ねぎ 40円
桜えび 20円
餃子のタネ 0円(餃子の予算に入る)
餃子 200円
餃子の皮 200÷50×16円
豚ひき肉 300÷50×16円
ニラ 130÷50×16円
キャベツ 0円(残りもののため)
海老キャベツ炒め 215円
中華名菜 320÷3×2
キャベツ 0円(残りもののため)
チンジャオロース 335円
中華名菜 320円÷3×2
ピーマン 120円
鳥のささみ揚げ(冷凍食品)160円
総括
中華弁当は、4食分で990円、
一食あたりは250円弱でした。
残りもののキャベツがあったので値段が抑えられました。
キャベツを買ったら、全体額が100円くらい加算になるかな?
中華レトルト界最強(値段も)の中華名菜を思い切って買ったけれど、意外と安くすみました。
調理は非常に楽です。野菜切って炒めるだけ。
各一食分が余ったので妻の昼ごはん用にとりおきました。
餃子は50個作って16個をお弁当に。残りは焼かずに冷凍しました。
これから毎日、餃子食べられそうです笑
週末弁当は節約になるなぁ
6月1週 来週の献立計画
来週の献立計画はこちら
金曜日:いわしの煮つけ、麦ごはん、白菜スープ、袋のお豆、白菜ポン酢炒め
土曜日:昼:買う日
夜:おからハンバーグ(和風)、麦ごはん、みそ汁
日曜日:昼:餃子★、かにかまチャーハン、チンジャオロース★、酢豚★
夜:魚介トマトクリームパスタ、サラダ
お弁当(夫):餃子、かにかまチャーハン、チンジャオロース(レトルト)or酢豚(レトルト)、冷凍食品
お昼(妻):チンジャオロース、麦ごはん など
月曜日:トマトチキンドリア(ホワイトソース★)、スープ、サラダ
火曜日:肉豆腐★、焼きうどん(肉豆腐の汁つかう)、おひたし
水曜日:マグロユッケごはん、ねぎスープ、キュウリのキムチ和え
木曜日:鮭のキッシュ(ホワイトソース使う)、スープ、なめたけ大根おろし
金曜日:豚しゃぶ、麦ごはん、ほうれん草の白和え
必須食材
鶏ひき肉(大)、豚ひき肉(大)、鶏もも肉1枚、牛肉(小)、豚肉しゃぶしゃぶ用
マグロ、鮭、
ニラ、大葉、マッシュルーム、玉ねぎ、ピーマン、ねぎ、キュウリ、ほうれん草、サラダ用野菜、みそ汁用野菜、トマト
冷凍パイシート、中華の素*2、かにかま、卵、なめたけ、大根おろし、焼き豆腐*2、一口とうふ、キムチ、コンソメ、チーズ
高校の化学を思い出したら卵焼きを失敗しない方法がわかった
卵焼きがうまく焼けなかったので、上手に焼ける方法を考えました。
失敗なく作れるようになってきたのでまとめておきます。
卵焼きはなぜ失敗するのか
卵焼き失敗の理由
卵焼きが失敗する理由は、私の場合は次の3点であった。
- 焦げる
- 巻けない
- ぼそぼそする
卵焼きは卵がフライパンにくっつかないように、
油を引いたフライパンを強火かけた状態で卵を投入する。
その結果、すぐに卵が焦げてしまう。
焦げないように火を弱めると、今度はくっついてしまい巻けない。
巻くのにてこずっていると、水分が必要以上に抜け、ぼそぼそと不味い。
このように卵焼きは失敗していた。
卵焼きを失敗に至らしめている原因は、
- 卵がくっつくこと
- 卵が焦げること
この2点を同時に解消する方法がなかったからだと考えられる。
卵がくっつかず、焦げない方法
卵がフライパンにくっつかず、かつ、ある程度の時間をかけても焦げない方法
これを検討することが、卵焼きを失敗しない方法を導き出すこととなるだろう。
ただし、どんな方法をとっても良いわけではない。
卵焼きごときに、金に糸目を付けない対策はもったいないと思うからだ。
よって、次の方針に沿って、対策を検討する。
- 新しく調理道具を買わない
- 卵焼き専用の材料を使わない
- 時間と手間がかかりすぎる方法(ひと手間10分以上)をとらない
除外された対策例
決定した方針に基づくと、次のような対策は効果的であったとしても除外される。
- くっつかないフライパンの購入
- 卵焼き専用食品の購入
- ひたすら卵焼き修業
卵の性質を再確認する
卵の熱変性
卵という材料の性質を再確認することにした。
卵はタンパク質でできている。
卵白と卵黄からなり、それぞれことなる温度で固まる(熱変性)。
卵の凝固温度【たまごのぎょうこおんど】 - 東京の調理師学校・調理師専門学校|日本調理アカデミーで調理師免許取得によると、
卵が変性する温度は、
卵黄は65℃前後から凝固が始まり75℃以上で完全に凝固する。
卵白は60℃前後から凝固が始まり80℃以上で完全に凝固する。
とある。
つまり、卵焼きを焼くには80度程度の熱があれば事足りる。
「油を引いて強火」は、本来卵を焼くには過ぎたる火力であり
くっつかないためだけに行う調理工程だということが分かる。
対策1:強火ははじめだけ すぐに火を止める
よって、「油を引いて強火」で焼く時間は短縮することが可能である。
卵がフライパンに接する面のみくっつかないように
はじめだけ「油を引いて強火」で焼くことにする。
油を引いて強火にかけた場合、フライパンは100度を優に超えている。
フライパンとの接地面は、すぐに凝固するはずである。
卵の凝固に必要な時間を考慮すると、ずっと強火の調理をする必要は必ずしもない。
- 油を引いてフライパンを強火で加熱
- 卵を投入し、フライパンと接する面のみ固める
- 火を止めて(あるいは弱火にして)からゆっくり巻く
対策1の結果:ぼそぼそする
対策1を実践した結果、卵が巻けないという問題は解決した。
しかし、食感が悪い、ぼそぼそである問題は改善されなかった。
理由は、卵が加熱されるまでにかかる時間が短すぎることだと考えられる。
たんぱく質の構造
豚肉や鳥の胸肉など、加熱すると硬くなりやすいタンパク質は
低温からゆっくり加熱しなくてはならない。
これは、たんぱく質がアミノ酸が鎖状につながった構造を持っており、
一気に過熱すると鎖がぎゅーっと縮まって硬くなってしまうからだ。
低温からゆっくり加熱することで、たんぱく質の鎖状の構造が緩やかに保たれたまま
タンパク質が変性する。
卵焼きの場合、薄いシート状に卵をのばすことになる。
その結果、いくら火を止めても卵が硬くぼそぼそしてしまうことを防止できなかった
と考えられる。
もっとゆっくり卵を加熱できる方法を検討しなくてはならない。
対策2:卵に水を少量加える
卵にゆっくり火を通すためには、すぐ火を止めるだけでは不十分であった。
しかし、卵がくっつかないためには初めに強火で加熱、という工程は外せない。
そこで、
- 高温時には卵の凝固を邪魔せず、
- 弱火の時には適度に凝固を邪魔してくれる
そんな物質を卵に混ぜることができないかと考えた。
都合の良い性質を持ち、味にも影響のない安い物質は、水である。
水の比熱
水は比熱の高い物質として知られている。
比熱とは、その物質の温度を上げるために必要なエネルギーの量のことである。
つまり、比熱が高いとは、熱しにくく冷めにくいということだ。
卵に水を混ぜることで、
卵+水の卵液は、卵単体よりもゆっくり温度が上がるようになる。
しかも、水は100度で蒸発するので、
強火で一気に表面を焼くときには、卵の凝固を妨げない。
よって、対策1に改良を加えるかたちで工程を再検討できる。
- 卵に水を加える
- 油を引いてフライパンを強火で加熱
- 卵を投入し、フライパンと接する面のみ固める
- 火を止めて(あるいは弱火にして)からゆっくり巻く(以下2~4を繰り返し)
対策2の結果:見事成功
対策2を追加した卵焼きを実践したところ、
卵焼きが失敗せずに完成した。
特に料理の修業をしたわけでもなく、卵焼き用に特殊な機器を使ったわけでもない。
卵焼きを失敗しない方法
卵焼きを焼くときには、
卵に水を加え、強火で加熱するのは卵を投入した時だけでよい。
これにより、余裕をもった卵焼きづくりが可能となる。
備考:使用した調理道具
丸いフライパン(小):テフロン加工のもの
箸